アレルギー 小型犬の飼い方 犬のしつけ

犬の目やにの取り方と対処法まとめ!緑色が良くない理由とは?

犬の目やにの取り方と対処法まとめ!緑色が良くない理由とは?

小型犬に目ヤニがついている

犬の目やにの取り方や対処法を知る事で目やにの量を抑えて目もとをキレイに保つことができます。

目やには固まってしまって取りにくい場合がありますが

  • ペットシートでふき取る
  • ガーゼやコットンにぬるま湯を含ませてふやかせて拭き取る
  • 目薬を指す

これらを使って自宅でも簡単に目ヤニをふき取る事ができます。

顔周りを触ると嫌がる犬も多いですが押さえ方にもコツがあります。

ちなみに目やにの原因として1番多いのは結膜炎ですが

  • 黄色や緑色の目やにが出ている
  • 臭いがする
  • 量が多い

これらの症状が見られる場合には感染症の疑いがあります。

その場合は目やにはそのままですぐに病院へ行く事をおすすめします!

「目やにを取ってからが良いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、目やにを取ってしまうと『どんな目やにであるか?』きちんと診察できない場合があります。

目やにを採取して感染源が何であるかを診察する場合もあるので、そのまま病院に行った方が良い訳です。

ちなみに普段からずっと目やにが出ている場合には涙やけ(流涙症)の可能性があります。

そういった場合には日ごろから目やにを取ってあげる事や顔のマッサージがおすすめです。

過ごしている環境やフードによってアレルギーが原因で目やにが出ている場合についても下記でまとめているので参考にしてみて下さい。

犬の目やにの原因について簡単に解説!

獣医師が目ヤニについて説明

目やにはおおまかに3つの事が原因で出ています

  • 代謝活動
  • 異物が目に入る
  • 細菌やウイルス

代謝活動では老廃物や古くなった細胞を新しいものへ変わるときに目やにが出ています。

異物はホコリや毛が目に入ると炎症が起きて結膜炎となって目やにがでるパターンです。

細菌やウイルスが原因であれば体を守るために炎症が起こって白血球などの免疫が働く事で異物を排除するように働いて目やにが出ている訳です。

この目やにの性質に違いがあり

  • ネバネバする(粘性)
  • 色の違い
  • 臭い

これらの違いによって問題ない目やにであるかどうか?判別する基準となります。

基本的には

  • ベタベタしている(粘性が強い)
  • 緑色や黄色
  • 量が多い
  • 臭いがする

これらの目やの特徴にあてはまる場合には細菌やウイルスに感染している可能性があるので一度病院で診察してもらった方が安心です。

緑色の目やにが良くない理由とは?色別に理由を解説!

ではなぜ?目やにの色が違うのかと言えば代謝や生理的な反応として見られる目やにの色として

  • 「茶色」
  • 「黒色」
  • 「グレー」
  • 「白色」

があります。

犬の目やにが黒色の理由

目に入ったゴミやホコリが原因です。それらが固まった結果として黒っぽく乾燥した目やにとなります。

犬の目やにが茶色っぽい理由

目の細胞から出る分泌物や老廃物が固まると、茶色っぽい目やにが出ることがあります。

主に寝起きのタイミングで茶色の目やにが見られる場合が多いです。

犬の目やにが白い色の理由

皮脂腺や老廃物、目の粘液の固まりが白い目やにとしてあらわれます。

主に活動している時に出やすい目やにでネバネバしているかもしれませんが特に問題はありません。

犬の目やにが黄色や緑色がよくない理由とは?

結論として感染症の可能性があります

結膜炎であった場合はきちんと対処する事で特に問題にならないケースがほとんどです。

しかし、緑色や黄色の目やにの場合は他にも膿が混じっていて細菌やウイルスに感染している可能性があります。

その場合、適切な処理が遅れると失明してしまう場合もあります。

なので緑色や黄色で以下も項目にもあてはまる場合には病院で診察してもらう事をおすすめします。

目やにの量をチェック

問題ない場合としては1日に1度お顔周りをキレイにする程度で問題ありません。

しかし、目やにを取ってから1~2時間程度で目やにが出ていて明らかに今までよりも量が多い場合には注意が必要です。

目やにの臭いをチェック

犬の目やに通常臭いは気になりません。

目やにの臭いと感じ原因は菌が繁殖している可能性があります。

もちろん結膜炎でも非感染性の場合でも臭いがする場合がありますが、感染症が原因の場合には最悪目に障害が残ってしまう可能性があります。

いずれの場合にも目やにの付いている状態で動物病院へ行く方法か、目やにが付いているときの写真を撮影しておくようにしましょう。

獣医師に直接見てもらった方がスムーズに原因を特定する事ができます。

心配する必要のない目やにの特徴

目やにの色が黒色や灰色、茶色っぽいものであれば、汚れや老廃物が固まったものと思われるため過度な心配はいりません。

白い目やにも分泌液や目の粘液が固まったものです。

ただしどちらも長く続くようであれば一度見てもらった方が良いかもしれません。

犬の目やにの取り方【キレイに拭き取るため】に使う道具と方法について

ワシントン州立大学の獣医医学部眼科教授によると「柔らかく清潔な布または綿ボールをぬるま湯で濡らしてそれを絞ってから優しく目の周りふき取ってください」と言っています。

頻度は1日2回、量が多い場合には必要に応じてこれを繰り返しましょう。

最近ではこの方法以外にも目ヤニが取れやすい方法があるので紹介します。

犬の目の中に目やにがある場合

そんなときには、スポイトを使って優しく洗い流す方法があります。

ぬるま湯を入れて、少しずつ犬の目に流していきます。

犬用の点眼薬があれば、それを投与するでも良いでしょう。

洗浄液

水を使う替わりに市販の目の洗浄液を試してみる手があります。

眼の洗浄液はPH バランスが整えられているので、水よりも刺激が少ない分犬も暴れにくいといったメリットがあります。

また目の洗浄液は基本的にはまぶたを清潔に保つのにも使用しますが、今回みたいな目の表面部分に付着した目ヤニを落とすためにも適しています。

人口の涙の役割として、1日数回程度差してあげる事で目の炎症を和らげるのに役立ちます。

洗浄液はペットショップやインターネットでも購入可能です。

コームで優しく取り除く

目やにがあまりにも固まっていて取り除きにくい場合はまずコットンやガーゼなどにぬるま湯をつけてしっかりと目やにをふやかします。

その後でコームで優しく取り除くと良いでしょう。

そうすることで、根本からしっかりと目やにを取り除くことができます。

犬の目やにを取る時の正しい押さえ方について

優しく包み込むようにする

犬が逃げ出さないように強く押さえがちですが、その方法では犬も余計に嫌がってしまいます。

なのでなるべく優しく押さえるようにしましょう。

また湿った暖かいもので目を覆うように圧迫すると犬はとても落ち着きます。

柔らかい清潔な布をぬるま湯につけて濡らしてから絞って水分の量を調整しましょう。

ちょっと湿ったくらいの布を犬の目を覆うようにかぶせて、5分ほど優しく押さえておきます。

こうすることで犬の目はずっと楽になりますし、清潔に保つ事ができます。

もし、両方の目を覆った際に吠えるようにであれば、片方づつ行うようにすると良いでしょう。

犬の背後から目やにを取り除く

犬は正面から押さえつけてしまうと恐怖心を感じやすいです。

そのため、背後から包み込むように目やにを取ってあげると良いでしょう。

背後から犬の顎を少しだけ持ち上げると、よりスムーズに目やにを取り除くことができます。

狭い場所に犬を乗せる

逃げにくいように、狭い場所でかつ犬を乗せれる所で行う方法もおすすめです。

イスなどの高くて狭い場所であれば、犬は走り回って嫌がることができません。

そこで、「おすわり」などをさせた上で、目やにを取り除いてあげましょう。

もちろん、高い場所から犬が落ちると怪我をしてしまう可能性があるので、犬が落ちないように囲いなどをするなど工夫は必要です。

犬が嫌がらないように顔を触られることに慣れさせる

犬が顔を触られることに慣れていないと、目やにを取り除くだけでもかなりのストレスになります。

日頃から犬としっかりコミュニケーションをとれていないと「嫌なことをする人だ」と犬に認識されてしまい、次同じ場面の時に絶対に逃げるようになります。

そうならないためにも、日頃から犬に顔を触られることに慣れさせることが大切です。

一緒に遊ぶ以外にもしつけの一環として、犬の体全体を触って嫌がらないようにする事が病院にいった時などにもとても役に立ちます。

くわしい方法はこちらの記事を参考にしてみて下さい。

記事:犬をはじめて飼う時に押さえるべきポイントと正しいしつけ方法を徹底解説!

犬の目やにを取る時にしてはいけない、注意するべきポイント

引っ張って取る

先述したとおり、固まったままの目やにをつまんで引っ張ると、毛が抜けたり痛みを感じたりすることがあります。犬の目やにを取るときは、必ず水をつけてふやかしてからにしてください。

無理やり押さえつける

犬は小型犬でも力は強いので暴れると押さえておく事ができない場合があります。また目など繊細な部分に触れる場合には怪我をさせる恐れがあるので無理やり押さえつける行為だけはやめましょう。

犬の目やにが出ないようにするための対処方法とは?

犬の目やにが出ないようにするためには、健康管理と食事管理が欠かせません。

  • 「食事」
  • 「散歩」
  • 「適度な運動」
  • 「愛犬がリラックスできる生活環境づくり」
  • 「ストレスの原因の排除」

これらを今までより改善する事で目ヤニが出にくくなるようにする事は可能です。

お顔周りは清潔に!

長く伸びた毛が目に入るようなことがないよう、定期的にトリミングをしましょう。また、衛生状態を保つにはグルーミングも大切。いつもきれいなお顔周りを保つように心がけましょう。

外的な刺激には注意!

草むらなどに勢いよく入っていき、草や枝で目を傷つけてしまうようなことがないよう気を付けましょう。また、感染性の結膜炎もあるため、他の犬との密なコミュニケーションには十分に気を付けましょう。」

マッサージや新鮮なご飯

犬は、体のめぐりが滞って代謝が悪くなったり、添加物や酸化した脂質を多く摂取したりすると、目やにが出やすくなることがあります。マッサージをしてあげたり、新鮮なご飯を与えてあげたりすることが、日々の目やに予防につながります。

基本は、目の内側や鼻の付け根あたりを毎日4回ほどマッサージして溜まった場所を改善させます。

散歩が終わったら目を確認

また、散歩が終わったら、目にゴミが入っていないか確認するために、目薬で洗い流してあげるのも良いでしょう。目の周りの毛を、清潔に保つことも重要と考えられます。

犬の目やにが出る時に考えられる病気について解説!

結膜炎

結膜炎はまぶたの内側(ピンク色の部分)や目の前面を覆う細胞膜の炎症の事です。

犬の結膜炎には感染性非感染性の2つのタイプに分かれます。

しかし、ほとんどは非感染性でありアレルギーや異物が目に入ることで刺激されて

  • 目やにの量が多くなる
  • 目の充血
  • まぶたの腫れ
  • 涙の量が増える

といった症状が引き起こされます。

異物がスムーズに排出できないとたくさん涙が出ることで目から溢れてしまい、目やにとなります。

結膜炎が起こる原因

  • ゴミ
  • 花粉
  • シャンプー
  • 毛などの異物

これらが目に入った時に起こります。

結膜炎にならないための対処方法

対処法としては

  • ウイルスや細菌への感染に対処するワクチンも接種しておく
  • 毛が目に入らないように顔まわりを整える
  • 車では窓を開けすぎない
  • 散歩の後はキレイに拭き取る
  • 目に毛が入らないようにカットする

毛が目に入ってしまう事で結膜炎になる可能性があります。なので、予防の意味でも普段から毛づくろい(グルーミング)をしっかり行っておく事で予防できます。

また、顔周りの毛が長い犬種であれば定期的にトリマーの人にカットをしてもらうようにすると良いでしょう。

アレルギー

  • ノミやダニ
  • 花粉
  • ハウスダスト
  • 食べ物

これらが原因の場合が多いです。

かゆみとともに目の充血も見られ、涙が多くなるのが特徴。

愛犬が目をしきりにこすっていたら、それはアレルギー症状のかゆみによるものかもしれません。

特に目の周りの皮膚に炎症が起きた場合には赤くなることが多いです。

角膜炎・角膜潰瘍

犬の黒目部分の外側にある透明な膜の事を角膜と呼ばれています。

ここに炎症が起きていると角膜炎。

その角膜炎が進行して角膜の内側で炎症が起きると角膜潰瘍と言われます。

ドライアイ

起こる原因として

  • 細菌やウイルス
  • さかさまつげ
  • 免疫の異常

など

初期は無症状でも目やにが多くなると

「目をまぶしそうに閉じる」といったしぐさが見られる場合にはこの角膜炎や角膜潰瘍が疑われます。

白目は赤く、黒目は白く濁ったような色になるのも特徴です。

犬でも起こるドライアイとは?

人間だけでなく犬にもドライアイは起こります。

涙腺から分泌される涙の量が不足

先天的に目の形状の不具合がある

などの理由により涙が眼全体に十分に行き渡らないことによって乾燥して起こります。

原因としては

  • 免疫細胞の異常な働きによる涙腺の破壊
  • ウイルス性疾患
  • アレルギー
  • 外耳炎

などさまざまなものがあげられます。

角膜炎の症状と似てて「目をまぶしそうに閉じたり、白目は赤く、黒目は白く濁ったような色」といった症状があります。

まつ毛の異常

まつ毛の生える方向が逆の「逆さまつ毛」や、本来生えないような場所にまつ毛が生える場合「異所性睫毛(いしょせいしょうもう)」と呼ばれています。

これらはまつ毛が目の表面部分に接触する事で眼球に傷ができてしまって痛みや違和感を伴います。

原因は先天的なものが多く、症状としてはまばたきの回数や目を閉じていることが多くなる事です。

流涙症(りゅうるいしょう)

よく言われてるのが涙やけですが涙の通り道である「涙管」が詰まることで起こります。

犬の涙の役割として

  • 角膜の保護
  • 栄養の供給
  • 殺菌

これらの働きがあります。

老廃物やごみを洗い流す役割を持つ涙ですが

涙の量とのバランスが崩れた場合溢れ出てしまい目ヤニとなります。

鼻と目をつなぐ涙管の異常によってもこのような症状が起きます。

目の周りが濡れていることが多い場合、赤褐色に変色して「涙やけ」といった症状がみられる場合があります。

犬ジステンパーウイルス感染症

ワクチンを接種していれば軽い呼吸器症状などで済みます。

犬ジステンバーウイルスの場合は以下の場合に初期症状として目ヤニの症状が見られます。

  • ワクチン未接種
  • 子犬
  • 老犬
  • 病後

これらの犬の場合には注意が必要です。

犬の目やにが出た時にはどんな検査をするのか?

犬の目やにが出た時に行われる検査方法は

獣医さんが診断するためには、その涙を検査します。

目の状態を観察

目の状態を観察して、涙や老廃物などが多く出ている原因を探します。

まつ毛が通常と異なる場所から生えていないか、逆さまつ毛になっていないかなどを確認します。

涙液量検査

まぶたの下にろ紙を入れて一定時間にどれくらい涙が出るかその量を確認します。

フルオルセイン検査

フルオルセインという黄色い液体を犬の目に点眼します。

正常であれば涙で洗い流され数秒で元に戻るので、涙管がきちんと機能し涙が排出されているかを確認します。

見てもらう前に以下の目ヤニをチェックしてみましょう。

目やにの治療方法について

一般的には

  • 飲み薬(抗生物質)
  • ステロイド
  • 点眼薬

これらが処方される場合が多く目やにの除去も行って頂けます。

目やにが出やすい犬種を紹介

流涙症になりやすい犬種

  • マルチーズ
  • トイプードル(白)
  • シーズー

特徴としては毛色の白っぽい犬種が発症しやすいです。

角膜炎になりやすい犬種

眼球の表面積が多い

  • パグ
  • ラサアプソ
  • ペキニーズ
  • シーズー

などの犬種がかかりやすいとされます。

白内障になりやすい犬種

  • トイプードル
  • ミニチュアシュナウザー
  • アメリカンコッカースパニエル
  • ゴールデンレトリバー
  • ボストンテリア

などがかかりやすいとされます。

眼瞼外反症になりやすい犬種

顔の皮膚が生まれつき弛んでいる

  • セントバーナード
  • ブルドッグ
  • コッカースパニエル

などがかかりやすいとされます。

犬の涙やけも目やにの原因となる?

犬の涙は、目頭から鼻涙管を通って喉へと流れていきます。しかし、この鼻涙管が未発達だったり、詰まってしまったりすると、涙がうまく流れずあふれてしまいます。こうしてあふれた涙の成分が変色すると、涙やけになります。

鼻涙管がつまる原因のひとつが、老廃物です。涙で流しきれなかった老廃物が溜まると、目やにになると考えられます。涙やけは病気のサインとは言えませんが、なかなか治らない場合は病気が隠れていることも。気になる時は、病院に相談しましょう。

-アレルギー, 小型犬の飼い方, 犬のしつけ