小型犬で人気な犬種20選|性格と飼いやすさとをランキング形式で紹介!
実際に犬を飼ってみると「思ってたよりお金や時間、手がかかって大変」という声がよく聞かれます。
そんな中でも小型犬を飼育する時の特徴として
- 全般的な費用が安い
- 食事量が少ない
- しつけがしやすい
- 運動量は少なくて散歩が楽
- 室内で飼いやすい
- お手入れしやすい
このような理由から犬を飼った事がない人でも飼いやすいのでおすすめできます
小型犬の中でも現在全国で飼われている中でも人気がある犬種は
- 1位プードル
- 2位チワワ
- 3位ダックスフンド
- 4位ポメラニアン
となっていますが、これらの犬種が人気な理由として
- 飼いやすい
- 懐きやすい
- しつけがしやすい
- 手に入りやすい
といった特徴もそうですが、なんといっても可愛くてペットショップでよく見かける機会が多い事も挙げられます。
しかし、これらの犬種以外にも飼いやすく、飼育するための費用も安い上で可愛い犬種はたくさんいます。
以下ではおすすめできる犬種をランキング形式で20位まで紹介しています。
中にはちょっと珍しく自分の好みに合った犬種も見つかるかもしれません。
犬種の特徴も細かく紹介しているので気になる犬種がいればぜひチェックしてみて下さい。
小型犬を飼育する事をおススメする理由
小型犬と大型犬の年間かかる費用を比較した場合
実際に犬を飼われている人を調査した結果によると、大型犬と小型犬を比較した場合、1年間にかかる費用は平均でおおよそ2倍の違いがある結果となっています。
特にドッグフードやおやつ代は3倍、しつけ、保険料、健康診断やワクチンは2倍程度の差がある結果となっています。
カット代は小型犬・大型犬と大差ないみたいですが、全体的な費用としては小型犬が40万円程度、大型犬は70万円以上かかる計算となっています。
しつけや洋服、リードや首輪、おもちゃペットホテル、シャンプー、トリミング、保険代、病気やケガの医療費については個人の工夫によって大型犬を飼育するにあたって費用を安く抑える事は可能ですが、ドッグフードやワクチン代、シャンプー代はどうしても小型犬よりも明らかに量的な問題で費用が掛かってしまいます。
実際に大型犬を飼われている方に聞いてもかかる費用として、「ドッグフード代」は費用がかかると答えています。
平均的な費用は高いですが、ドッグフードとワクチン代、必要なグッズだけで見積もっても年間15~20万円はかかってしまいます。
その点、小型犬はドッグフード、ワクチン代も安く済むので、工夫する事でかなり掛かる費用も安く済みます。
しつけがしやすい
しつけに慣れている方でも気力と体力・根気がいる作業であり、体格の良い大型犬となると力も強いので体が大きくなってからのしつけは難しいと言われています。
その点小型犬の場合は力もそこまで強くはありませんので、しつけをする時に体を抑えたりなどしやすいので、最初に動作を覚えさせる時なども体を使って覚えさせやすいです。
また、もし万が一しつけがしっかりとできていない場合でも相手にケガをさせたりといったリスクも少ないです。
犬種によっては小型犬でも賢い犬種もいて体も小さいので家の中で一緒に生活しやすい事も良い点です。
室内で飼いやすい
小型犬の特徴として体が小さく力もそこまで強くはないので、物を壊したりといった問題行動も起こしにくく飼いやすいです。
小型犬の場合は、一緒に布団で寝たりしやすい。
マンションなどのやや狭い空間でも一緒に生活する事ができますが、体が大きい犬となるとそうはいきません。
大型犬と比較して小型犬は運動量は少ない
散歩してあげる時間は大型犬の場合は平均1時間程度に対して、小型犬の場合は10分~30分とかなり時間は短いです。
実際に大型犬を飼っている方はご存じでしょうが、しつけがしっかりとされていない場合には犬が引っ張る時の力がかなり強いので最悪自分自身が怪我をしてしまったり、他の人や犬を怪我させてしまうケースもあります。
その点、小型犬の場合は年配の方でも一緒に散歩できる位ですので自分自身も疲れにくく、散歩しやすいです。
なので他の人を怪我させてしまうというリスクも低いと言えるでしょう。
小型犬のおススメな犬種ランキング20位まで紹介
まずこのランキングを作成するためにあたっての基準として
- 性格的な飼いやすさ
- 人気がある
- 手入れがしやすい
- 運動量
これらを基準として選定しています。
もちろん実際にこのランキング以外にも魅力的な犬種や個体によっての違いはありますが、
トイプードル
体高25~28㎝、体重3㎏前後が標準です。
歴史
トイプードルはもともとスタンダードプードルという大型犬をもとに小型化されたミニチュアプードルをさらに小型化する事によって、18世紀ごろに誕生した犬種です。
これよりもさらに小型化されたティーカッププードルという犬種もいます。
性格
基本的に明るく、人懐っこく、甘えん坊な性格です。やや神経質な面も持ち合わせている。
特徴としては、自立心が旺盛な上にもともとのスタンダードプードルもかなり賢い犬種でその性質を引き継いでいるので、賢さが際立っています。
そのため、しつけやトレーニングが行いやすい気質を持ち合わせているので、しっかりとしつけを行う事で基本的なしつけ以外にも曲芸に近い事まで覚える事が可能な犬種です。
飼いやすさ
また、毛は特徴的なカールしているシングルコート構造となっているので、水に濡れてもブルブル体をするだけで素早く水が乾きます。
また、抜け毛がほとんどないので、アレルギーの方でも飼育しやすいです。
カットは3週間~1か月程度で行う必要があります。
毛が抜けない反面、放っておくと毛が伸びてしまうのでカットする必要はありますが、その度にヘアースタイルを好みに合わせて変える事ができる事も一つの魅力です。
クリップというカットの方法が主流ですが、それ以外にもお店毎に特殊なヘアースタイルもあるので、時には違うカットをして新鮮な気持ちになる事ができます。
飼いやすいポイントとして、他の動物とも仲良くしやすく、無駄吠えしにくい、問題行動は起こしにくいです。
そのため、小さい子供がいる家庭でも飼いやすいのも特徴です。
反面、甘えん坊なので最初に甘やかしすぎるとわがままな性格になりやすい傾向にあるので注意が必要です。
また、もともとは集団で生活するタイプの犬種であった事から、お留守番はやや苦手です。
もともと水猟犬であったので、比較的泳ぐのが得意であるので一緒に川や海に行って遊ぶこともしやすいです。
チワワ
性格
無邪気で遊び好きな性格ですが、怖がりで用心深く繊細な面を持ち合わせているのが特徴です。
比較的デリケートな犬ですが、マイペースなので甘えてきたり、素っ気なかったり、その時の気分によって態度が違う事があります。
なので、ある程度大きくなると留守中の寂しさから吠えてしまうという事も少ないです。
毛質にはロングとスムースの2種類ありますが、性格的な違いはありません。
ロングで毛が長くても寒さには弱いので、室内で温かい環境で飼うのがベターです。
暑い環境も苦手なのでクーラーが効いた所で飼う必要があります。
体も小型犬の中でも全体的に小さいので、マンションなど狭い家であっても飼いやすいのもポイントです。
また、散歩や食事量も少ないので、年配の方でも飼育しやすく、普段忙しい方でも飼いやすいです。
注意点としては、後ろ足の骨が特に細いので抱っこしている状態からの落下やちょっとした段差でも骨折してしまう恐れがあります。
また、チワワは成犬になっても頭蓋骨がしっかりとくっついていないいない場合もあるので、頭を叩いたりなどの行為は控えるようにしましょう。
歴史
メキシコ原産で古来より飼育されている犬種です。
19世紀半ばからアメリカ南西部で改良され、現代のモデルとなったと言われています。
ダックスフンド
もともとはヨーロッパでアナグマやキツネ、カワウソの狩りをしていた犬種で、ウサギやテンなどの小型動物を狩りをするために改良されたとのミニチュアダックスフンドです。
種類はミニチュア、スタンダード、カニヘンと3種類存在します。
大きさで区別されていますが、体高よりは狩で穴に入る時に重要となる胸囲の違いで種類が異なります。
毛はロング、スムース、ワイアーの3種類存在します。
毛質により性格に違いがあり、ロングコートは温厚です。スムースは活発で遊び好きですが、やや気が強い部分があります。
ワイアーはテリアの血を引き継いでいるので、かなり気が強く頑固で、知らない人に吠えて立ち向かっていく性質があります。
とにかく飼い主が好きな甘えん坊気質な面が特徴な犬です。
性格も陽気で活発に動き回るのが好きな子が多いです。
とても人懐こくて、好奇心に満ち溢れ、いつも元気に動き回って楽しい遊びを見るけ出すのが得意です。
そんな陽気な性格なので、一緒に過ごす事で元気づけられるのでおすすめです。
また、家族を愛して観察力の鋭い一面もあるので、飼い主の気持ちを理解する事にも長けています。
また、それなりに状況判断力もあり、行動的な犬種なのでコミュニケーションをしっかりと取れているとい家族の会話なども理解できる賢さも垣間見れるようになります。
注意点として、胴長であるので運動不足や肥満により背骨を支える力が衰えると椎間板ヘルニアが多い傾向があります。
そのため、適度な運動をしてあげる必要があります。
ポメラニアン
もともとは大型犬のスピッツ系を元に、ドイツのポメラニアン地方で品種改良された犬種です。
マリーアントワネットやモーツアルト、ビクトリア女王などの有名な人が好んで飼われていた犬です。
元気で無邪気な性格ですが、意外と賢さも備えている犬種です。学習意欲も高いのでしつけもしやすいと言えます。自分の思い通りにならないと、怒りっぽくなる事があります。
家にいる時は注意深いので見慣れない人や音には反応して吠える行動が見られます。
警戒心が強くなりすぎると、家にくる人全員に吠えたてる行動をしてしまうので、なるべく若い内にしつけをする必要があります。
毛はダブルコートなので寒さには強いですが、暑さに弱いのでクーラーは必須です。
色はオレンジやクリームが一般的ですが、黒やブルーなどの種類もいます。
毛質は細くて長いので絡まりやすく、放置していると毛玉になってしまうので、定期的にブラッシングしてあげる必要があります。
運動量は多い方ではないです。
骨が細いので骨折が多い事や目ヤニが出やすいので目元を清潔に保つように拭いてあげる事やひどい場合にはドッグフードで調整してあげる事が良いでしょう。
また、若い内に歯のトラブルを抱えやすいので、歯磨きなども定期的に行うようにする必要があります。