胃腸の弱い愛犬におススメ!|上手なドッグフードの上げ方とおすすめフードも紹介!
犬の胃腸の事を考えるとドッグフードを与える回数は1日2回が健康に良いとされています。
その理由として
- 食べたドッグフードを消化するのに8時間もかかるため
- 消化するために大きなエネルギーを消費している
- 胃や腸に大きな負担となり不消化便となる
なぜなら、今現在日本で飼われている犬の半分以上が肥満傾向にあるというデータも位であり、3食食べなければ痩せて不健康になるという事はありません。
むしろ上記の理由からも2食にした方が犬の負担も少なくなり健康になると言えます。
また、この記事を参考にすると以下の良い事があります
- 科学的にも健康的になるため、病気になるリスクを減らす事ができるようになります
- しかもお金をかける必要性もありません
- ただやり方を変えるだけです
- 結果的に犬自身の体を守る事にも繋がります
おススメドッグフードは以下に紹介しています
1日3食は健康に良くない!?胃腸への負担が大きい!
人間の場合でも消化をする際にエネルギーを1日の半分程度消費していると言われています。
犬の場合でも同様であり、消化する際にエネルギーをたくさん使うため、また消化に8時間程度はかかるため、1日2回が基本となる訳です。
反対に、1日3回にしてしまうと、内臓の休まる時間がないため、それだけ体の負担になっていると言えるのです。
・便の状態からドッグフードを与える量を調整する方法
基本的には、軟便の時にはドッグフードの量をやや少なめにする
硬便の時には反対にドッグフードの量を増やしましょう。
あくまでも、健康な時を基準にしているため、体調が悪い場合には獣医に診てもらうようにしましょう。
・犬の成長具合によってはあげる頻度を調整する必要あり!
子犬の場合は複数回に分けて与える事が重要。
1日3~4回!
離乳期には1日5~6回に分けてドッグフードをあげるようにしましょう。
生後6か月頃までの徐々に食事回数を減らして1日2回程度の調整するようにしましょう。
必要なカロリー量は季節や運動量、個体の筋肉量にも影響します。
以下は月齢毎に必要なカロリー量を計算した値になりますが、あくまでも目安なので、その日のコンディションや肥満度や便の状態を考慮した上で参考にして下さい。
(単位/kcal)
月齢/体重 | 2㎏ | 4㎏ | 6㎏ | 8㎏ | 10㎏ | 15㎏ |
4か月未満 | 353 | 594 | 804 | 998 | 1180 | ― |
4~12か月 | 235 | 396 | 536 | 666 | 787 | 1067 |
1~6歳 | 188 | 317 | 429 | 533 | 630 | 853 |
6歳以上 | 165 | 277 | 375 | 466 | 552 | 746 |
月齢/体重 | 20kg | 25kg | 30kg | 35kg | 40kg | 45kg |
4か月未満 | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
4~12か月 | 1324 | 1565 | 1749 | ― | ― | ― |
1~6歳 | 1059 | 1252 | 1435 | 1611 | 1781 | 1945 |
6歳 | 926 | 1096 | 1256 | 1410 | 1558 | 1702 |
成長期
この時期からは成長が緩やかになるため、それまでと比べて、エネルギー摂取量をやや控えめにする必要があります。出生時から生後2ヵ月まで間に約10~15倍ほど体重は増加します。さらにそこから、成犬まで約2~5倍体重は増え、その間に筋肉が発達します。 生後4~5ヵ月ごろからは脂肪が発達するため、これ以降は肥満体質にならないようなドッグフードの与え方に注意が必要です。
犬の成長期には、求められるのは消化性の良いたんぱく質が多いドッグフードです。
また、腸内環境を考慮すると乳酸菌やビフィズス菌などの腸内細菌では、マンナンオリゴ糖を摂取することで増やす事ができます。
免疫力を高めるためにβ-カロテン、ビタミンC、ビタミンE、ルテイン、タウリンなどの抗酸化成分を十分に摂取しなければならなりません。抗酸化成分を十分に摂取することでワクチンを接種後の抗体産生量を高めることができるのです。
試してみてから判断する方法も効果的
運動の前後やしつけ時のおやつ
運動中だけでなく運動後にもカロリーを消費する
しつけの時におやつをあげる
胃腸が弱くても安心!おススメドッグフードを紹介!

マザープラス チキン 成犬用 
Q. フードを替えたら、軟便、下痢になってしまいました!どうして?
<ケース1 食物繊維が腸を刺激している>
当店のフードには食物繊維が多く含まれており、その繊維質が腸を刺激し、宿便を出すため、軟便や下痢になってしまうワンちゃんやネコちゃんがいます。
特にこれまで動物副産物が多く含まれるフードをあげていた場合などにこの傾向が強くみられるようです。
宿便は、消化吸収を妨げるだけでなく、血液の汚染、皮膚アレルギー、肥満の原因にもなります。宿便を取り除き、消化吸収機能を高めながらバランスのとれた栄養素をもとにキレイな血液をつくりだすことがワンちゃんやネコちゃんの健康につながります。
上手なドッグフードの上げ方まとめ
適度な運動をさせてお腹を減らす事
あたり前ですが、お腹が減っていなければご飯を食べたいと思いませんし、その状態で毎回ご飯を無理やりあげていると犬もご飯を食べる事自体が嫌になってしまう事も少なくありません。
犬の運動量にあった散歩はもちろんの事、犬との引っ張り合いや犬の好きな運動を一緒にしてあげる事で空腹になり同じドッグフードでも何倍にもおいしく感じる事ができます。
毎回食べ物を変える事はNG!?トッピングなどをチョイスしてあげよう!
人間でも同じご飯を食べると飽きてしまいがちですが、犬の場合も同様です。
じゃあ毎回ご飯を変えてあげる方が良いと思いがちですよね?
しかし、これは犬にとって良くない方法であり、毎回違うドッグフードや食べ物を準備する事も大変であると思います。
犬は胃や腸が敏感であるため、毎回食べ物に含まれる成分が変わると下痢をしやすくなり、食べたものがしっかりと体に吸収されません。
ただ、食事に飽きやすい犬もいるため、そんな犬にはトッピングを変えてあげたり、毎日ではなく一定の周期でドッグフードを変更してあげるなどの方法を取ると良いでしょう。
ご飯の前に水分を多めに摂取させない
中には水分をたくさん飲む犬もいらっしゃいますが、ご飯前やご飯中に水分を一緒に摂取すると胃酸が弱くなり、しっかりと消化できない場合もあります。
細かな配慮ですが、しつけの段階でこの習慣をつけないように意識させましょう。
運動前や運動直後にはドッグフードを与えない!
特に散歩の前30分以内、できれば2時間以内にはドッグフードを与えない方が良いでしょう。
胃捻転や腸捻転、消化不良を起こしやすいく、胃捻転や腸捻転の場合は最悪死に至るケースもあるので非常に注意が必要です。
運動直後も体が食後も求める状態ではないため、しっかりと休息を取らせてからドッグフードを与えるようにしましょう。
まとめ
どうでしたでしょうか?
今回紹介した胃腸や弱い場合の方法として
- ドッグフードは1日2回与えるようにする
- 消化しやすいドッグフードを選ぶようにする
- ご飯前には水分を大量に摂取させすぎない
- 適度な運動をして運動前後にはドッグフードは控える事
これらを守る事で胃腸に優しく健康的に過ごす事ができるようになるとおもいます。
ドッグフードを変えてあげる事も重要ですが、与え方や工夫も重要なため、意識された事ない方はせび実践してみて下さい。
それでも食べない場合にはドッグフードを変える事も視野に入れましょう。